もんち船長の航海日誌

毎日、海の上。。。

遠洋まぐろ延縄漁船

遠洋まぐろ延縄漁船は、まぐろを主な対象とした漁業活動を行う船舶です。延縄漁法は、長いロープ状の延縄に数百から数千の釣り針を付け、まぐろの回遊路に設置します。まぐろが釣り針にかかると、漁師たちは手作業でまぐろを引き上げます。

これらの漁船は通常、沖合いの海域で長期間の航海を行い、まぐろを追い求めます。まぐろは大洋を広範囲に移動するため、漁獲量を確保するためには船舶も長い距離を移動する必要があります。

遠洋まぐろ延縄漁船は、まぐろの漁獲に特化して設計されています。船体は通常、まぐろの重量に耐えられるように強化されており、作業スペースや保冷設備など、まぐろを処理・保存するための施設も備えています。また、船上には航法・通信機器や漁獲データの収集装置も備えられています。

まぐろは高級な食材として広く需要があり、特に日本では寿司や刺身として人気があります。そのため、まぐろ延縄漁船はまぐろの漁獲を目指して大洋に出航し、市場へ供給する役割を果たしています。