もんち船長の航海日誌

毎日、海の上。。。

豪華客船☆飛鳥Ⅱのエンジンって?

客船飛鳥Ⅱは、日本の造船会社である川崎重工業が製造したクルーズ船です。この客船は、世界最大級のクルーズ船のひとつであり、様々な豪華な設備を備えています。そして、この船には、とても特徴的なエンジンが搭載されています。以下では、その特徴について紹介します。

1. ガスタービンエンジンを採用

 

客船飛鳥Ⅱには、4基のガスタービンエンジンが搭載されています。これらは、従来のディーゼルエンジンに比べて非常にコンパクトで、高速な運転が可能な特徴を持っています。また、環境に優しいという点でも注目されています。ガスタービンエンジンは、燃料として天然ガスを使用するため、CO2やNOxなどの大気汚染物質の発生量が少ないのが特徴です。

2. プロパルション・ポッドを使用

 

客船飛鳥Ⅱには、プロパルション・ポッドという、先進的な推進システムが採用されています。このシステムは、大きな直径を持つプロペラを船底から突き出す従来の方式とは異なり、船尾の下部に取り付けられたポッド型のユニットによって推進力を発生させるという仕組みです。この方式は、取り回しがしやすく、方向転換がスムーズでエネルギー効率も高く、船の操縦性能を飛躍的に向上させることができます。

3. 自動調整機能が備わっている

 

客船飛鳥Ⅱのエンジンには、自動調整機能が備わっています。これは、エンジンの空燃比や燃料噴射量などを、自動的に最適な状態に調整するシステムです。これによって、エンジンの燃費が向上し、トラブルの発生を防止することができます。また、手動での調整に比べて、より正確かつ効率的にエンジンを運転することができるというメリットもあります。

4. デジタル制御システムで運転されている

 

客船飛鳥Ⅱのエンジンは、デジタル制御システムによって運転されています。このシステムは、エンジンの各部位の動作状況をモニターし、運転パラメータを最適な状態に調整することができます。また、船長や機関士が緊急時に迅速に対応することができるよう、システムがエラーや異常を検知した場合には、自動的に警告を発するようになっています。 以上が、客船飛鳥Ⅱのエンジンの特徴です。これらの特徴によって、このクルーズ船は非常に高いパフォーマンスを発揮し、快適で安全な航海が可能となっています。